アメリカカンザイシロアリは予防が肝心です
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
   
 
 
 
   
米国でのアメリカカンザイシロアリ対策  
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アメリカカンザイシロアリ
1家屋で巣が30に及ぶことも
(画像:クローズアップ現代)
乾材シロアリ予防工事(米国)
施工:小屋組
施工:2F柱
施工:1F壁
床はほとんど濡れません
アメリカカンザイシロアリ  
 

米国原産のシロアリで、乾燥した木材に生息します。
土壌からの水分を必要としません。
イエシロアリやヤマトシロアリは「地下シロアリ」(Subterranean Termite)、これに対し「乾材シロアリ」(Drywood Termite)と呼ばれます。

 
侵入経路  
 

@有翅虫(羽アリ)の飛来
A既生息木製品等の持ち込み
が、主な侵入経路と考えられています。
地下シロアリのように、土壌に依存しません。

   
コロニー(巣)  
  ひとつのコロニーで数百頭程度と比較的小規模ですが、ひとつの家屋にいくつものコロニーが散在していることが多く、その結果被害が大きくなり、駆除は困難を極めます。

 
被害の発見
  被害材表面に開けられた小さな穴からこぼれ落ちる特徴的な「糞粒」によって知ることが一般的です。
糞粒は乾いた俵状をしており、横にスジが見られます。
風で容易に飛ばされない程度の重さもあります。

 
米国でのアメリカカンザイシロアリ対策(駆除)
 

駆除のメインは「燻蒸」です。
家屋全体をテントで覆い、「フッ化スルフリル」というガスを充満させ家屋内のすべてのシロアリを死滅させます。
しかし、ガスの危険性や3日程度退避しなければならないこと、予防効果がまったく無いことなどから、ホウ素系にシフトしています。

わが国は一般的に隣家が近く、燻蒸はなじまないと考えられています。

 
日本での対策(駆除)
 

先に述べたようにわが国では燻蒸がなじまず、殺虫剤で局所的に処理しているのが現状です。
(社)日本しろあり対策協会に登録された薬剤もあります。

 


日本での対策(予防)
 

「未処理材のすべてをホウ素系で処理」し、「外部に未塗装の木材を曝さないこと」です。
軒下や屋根裏に糞粒が無いかを定期的にチェックすることも重要です。

 
※結論※
 

アメリカカンザイシロアリ対策は「駆除」よりも「予防」が大切です。
駆除には時間もコストも非常に掛かるからです。
(米国では一般的に1万ドル(約100万円)以上)

 
 
 


 
  1. 新築
    @未処理材に、ホウ素系を吹付ける。
     材料コストは数万円です。
    A外部にむき出しの木部を曝さない。
     ホウ素系処理や塗装された木材表面からは侵入しません。
  2. 既設
    @軒下や屋根裏などに糞粒が堆積していないかをチェックする。
    A外部にむき出しの木部があった場合は、すぐに塗装する。
    B不用意に、輸入木製品を持ち込まない。
    C兆候があったら、すぐに専門家に相談する。

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